朝ごはんを食べないと元気が出る!?朝食抜きを勧める理由
こんにちは、のりひろです。
あなたは朝ごはんを食べる派でしょうか?
それとも、朝ごはん抜き派でしょうか?
「朝ごはんは食べた方が良い!」という話は昔からよく聞きます。
一方で、朝ごはんは食べない方が良いという意見も増えてきていますね。
一体、どちらがいいのか分からない方も多いでしょうから、今回は「朝ごはんを食べない」「朝ごはんを食べる」のどちらが健康に良いのかを解説していきます。
詳しい解説に入る前に、先日投稿したツイートをご覧ください。
このツイートに、今回の話の要点がまとまっていますよ!
「朝食は食べない方が良い」
— のりひろ@心と身体をほぐす人 (@mind_and_body_) December 18, 2020
「朝食は食べた方が良い」
という両方の意見があります。
私は両方を実際にやってみて、
「朝食は食べない方が良い」
と実感しています。
健康論を見極めるとき、
この「実感」が何より大切ですよ。
理論より実感を大切にして下さい。
はい。
私は「朝食は食べない」派なんです。
旅行に行った日や、休日に気が向いたときに朝食を食べることはありますが、基本的には朝食は抜きです。
このツイートについたコメントを見ても、「朝ごはんは食べない方が調子は良い」「朝食抜きが合っています」という意見が多かったですね。
「お腹が空くので朝ごはんは食べています」という方もいましたが、どちらかというと少数でした。
(まぁ、私が朝ごはんを食べないとツイートしているので、同じような意見が集まりやすいということはあるかもしれません)
次に、朝食は食べない方が良い理由について解説しますね。
朝食を食べない方が良い理由
「朝食は食べない方が良い」理論は沢山ありますよ。
一つずつ見ていきましょう。
◆朝は排泄の時間
人間の身体には腸内のリズムがあります。
排泄、消化、吸収の3つに分けられるんですが、朝の時間帯は「排泄」になるんですね。
排泄の時間に、朝ごはんを食べると排泄がしにくくなり、身体に負担をかけてしまうんです。
◆胃腸を休めるのが大事
朝ごはんを食べて、昼、夜も食べていたら胃腸は休まる暇がありません。
消化、吸収は大きなエネルギーが必要となり、胃腸は負担がかかり続けます。
朝ごはんを抜くことで、胃腸を休められるんです。
◆サーチュイン遺伝子
食べる量を減らすことで、長寿遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子が活性化します。
この遺伝子がある事で、老化を防止し長寿が期待されるんですね。
まだまだ研究中のようですが、重要な遺伝子であることは間違いなさそうです。
◆朝食はエジソンがトースターを売るために考えた
こちらはインターネット上でよく言われている説ですが、エジソンが発明したトースターを販売するために、朝食の必要性を訴えたというものです。
マーケティングのために、今までなかった朝食を作り出したんですね。
◆小食の猿の方が長生きする
カロリー制限をされた小食の猿の方が長生きをすると言う実験結果もあります。
カロリー制限されていない猿に比べて、1.6倍も長生きしたんですね。
(先ほど紹介したサーチュイン遺伝子が関係しているという説があります!)
しかも、カロリー制限された猿の方が老化しにくく、肌つやが良かったんですよ。
このように、朝食を食べない方が良い理論は沢山あるんです。
その他にも、
・食べ過ぎると活性酸素が出る
・食べる機会が多くなるとその分農薬や添加物を食べる回数も増える
・そもそも人間は飢餓に強いが、食べ過ぎには適応できない
などの理論もあるんですね。
探せば沢山出てくるはずですが、一旦ここで止めておきますね。
ここまではインターネットや本で調べれば出てくる理論かもしれません。
ただ、ここで終わってしまっては面白くないので、私なりの考えを話していきます。
朝食を食べるか食べないかは身体の感覚で決める
結論を最初に言いますね。
私が最も大事だと考えているのは、理論だけを信じることではなく「身体の感覚を重視する」ことなんです。
理論も大切ではあるんですが、《朝食を食べた方が良い理論》と《朝食を食べない方が良い理論》の両方があり、どちらがいいのかは判断がつきにくいんですね。
論文や本を沢山読みこめば分かってくるかもしれませんが、そんなことをするよりも確実に見分けられるのは【身体の感覚】に聞くことです。
元々、私は理科系の大学で研究をしていたので、理論や実験とかの話は大好きなんです。
科学は確かに役立つし、客観的に見れるのは良いんですが、完壁なものではないんですね。
科学(医学)が完璧であればここまで医療費や病気が増えている事の説明がつきませんから。
今も科学は進歩している最中なので、完璧なものではなく《分かっている事》《分かっていない事》の両方があると知っておかなければいけませんよ。
じゃあ、どうすればいいかというと、先ほども話したように【身体の感覚】に聞くのが良いんですね。
科学や医学がない時代から、人間は生き延びてきましたが、それは身体の感覚が正しく働いていたからとも言えるんです。
「これを食べるべきか?」
「これは毒なのか?」
「この病気はどうすれば治るのか?」
など、医学の知識がなくても生き延びてきたのは、身体に知恵があるからです。
今回の話題にしている朝食で言えば、実際に朝食を食べなかった時と、食べた時の身体の感覚を感じてほしいんです。
(身体の慣れの問題もあるので感覚を感じる時は1~2週間は試した方が良いでしょう)
そうすると、多くの人は朝食を食べない方が身体が軽く、体調が良いことを感じられるでしょう。
もちろん、病弱で急に朝食を食べないと体調が悪くなる方もいますから全員に当てはまる話ではないかもしれません。
お子さんであれば朝食が必要な事もあるでしょう。
(代謝の方法が大人と子どもでは違う事と、子供は成長段階にある事が理由ですが、この話は長くなるので機会があればします)
人によっては朝ごはんだけではなく、昼ごはんも食べず、1日1食というケースもあります。
こんな感じで、食べ方は多様なので、最終的には自分で身体の感覚を聞くことが大切になってくるんですね。
身体の感覚を無視する日本人
ただ、現代人は、自分の身体の事なのに、感覚を無視している人が多いんです。
もしくは身体の感覚が上手く働かなくなっている事もありますね。
だから、テレビでこう言っていた、ネットでこんな情報があったという些末なことにとらわれて、振り回されてしまうんです。
身体の感覚が上手く働いていれば、情報は参考程度に理解して、身体に合っているもの、合わないものを判断することができますよ。
じゃあ、どうすれば身体の感覚が分かるようになるかというと、これはもうトレーニングしていくしかありません。
・お腹が空いているかどうか
・体調はいいかどうか
・身体で張っているところ硬くなっているところはないか
・どうすれば身体が喜ぶか
・睡眠時間は何時間がベストか
・何を食べると調子が良くて何を食べると調子が悪くなるか
などを常に感じるようにするんです。
そうやって、身体と仲良くして、身体の感覚を感じるようにしていけば、少しずつ身体の感覚が分かるようになってきますよ。
実は大人よりも、子どもの方が身体の感覚は鋭いので、お子さんの感覚は大切にしてあげると良いです。
子どもは余計な知識がなく、感覚や感性が豊かなので、感覚も信用できるんですね。
朝食は食べない方が良い
私も自分の感覚を頼りにしながら、朝食は食べない方が良いという結論を持つ事になりました。
最初は、お腹が空くのでフルーツを食べてみたりしていましたね。
全く食べないでいると体調が悪くなったような気もしたんですが、1週間も過ぎると身体が爽快に感じるようになりました。
睡眠も深くなり、疲れにくくなり、明らかに朝ごはんは要らないなぁと実感しているので、朝ごはんが必要理論を聞いても流されることはありません。
こうやって、自分の身体と仲良くなっていく事が健康になっていく秘訣なんです。
身体の感覚こそが名医であって、どこかの○○先生が身体を治してくれるわけではありません。
ぜひ、朝食についてもどこかの理論を信じるのではなく、実践してみると腑に落ちてくるかと思います。
おそらく多くの人は朝食が不要と気が付くはずです。
あなたが健康になるきっかけとなれば幸いです!
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